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黄金文化の地を楽しもう! 中尊寺の魅力をご紹介!

黄金文化の地を楽しもう!中尊寺の魅力をご紹介!

【岩手県 中尊寺】

2011年に世界遺産に登録された平泉。

この平泉の世界遺産には、

・毛越寺(もうつうじ)

・観自在王院跡

・無量光院跡

・金鶏山

そして、今回ご紹介する中尊寺の5つが登録されています。

中尊寺は850年に比叡山延暦寺の慈覚大師円仁によって開かれました。

そんな中尊寺と言えば「金色堂」が最も有名ですね。

しかし、実は金色堂以外にも見どころは沢山あるんです!

今回は中尊寺の楽しみ方をご紹介します。


目次
  1. 1.中尊寺とは
  1. 2.中尊寺の歴史
  1. 3.中尊寺の楽しみ方
  2. 3-1.金色堂
  3. 3-2.本堂
  4. 3-3.讃衡蔵
  5. 3-4.月見坂
  1. 4.アクセス
  2. 4-1.公共交通機関
  3. 4-2.車
  1. 5.中尊寺詳細情報
  1. 6.まとめ

1.中尊寺とは

中尊寺とは

岩手県南部にある中尊寺。

9世紀に建立されたこのお寺は山号を「関山」(かんざん)と言います。

開山したのは慈覚大師円仁と言われていますが、円仁よりも奥州藤原氏三代(清衡、基衡、秀衡)のゆかりのお寺として有名です。

この中尊寺には平安時代の美術、工芸、建築品などの文化財が多数保管されています。

また、中尊寺の境内は「中尊寺境内」として国の特別史跡にも指定されており、2011年にはユネスコの世界遺産「平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群ー」の一つとして登録されていました。


そんな中尊寺は国道4号線のすぐそばにあるにもかかわらず、月見坂という山道を少し登るだけで杉の木々に囲まれた自然を感じられる、静寂な世界に入ることができます。


2.中尊寺の歴史

850年に比叡山延暦寺の慈覚大師円仁により開かれた中尊寺は、12世紀頃に藤原清衡により大規模造営が行われたお寺です。

法華経を深く信仰していた清衡はその教えに基づき伽藍(がらん)を境内に建立しました。

また、清衡の息子の基衡は毛越寺を、三代秀衡は無量光院を建立しました。

こうして三世仏(過去釈迦、現世薬師、未来世阿弥陀)を本尊とする三寺院が建立されたのです。


平泉は1世紀近く戦争のない平和な時代でした。

しかし、源頼朝から逃げてきた源義経をかくまって以降、源頼朝に攻められ、奥州藤原氏は滅亡しました。


鎌倉時代以降、庇護者がいなくなった中尊寺は14世紀の火災により多くの堂や宝物を失いました。

しかし、幸運なことに金色堂や絵画や工芸品などの美術品などは焼失せずに残ったのです。

これらの残った美術品などは現在まで大切に保管されています。


3.中尊寺の楽しみ方

ここでは中尊寺の見どころを4つに分けてご紹介します。


3-1.金色堂

中尊寺の1番の観光名所とも言える金色堂。

国宝に指定されている金色堂は、今も創建当時の姿を残しています。

奥州藤原氏初代の清衡により建立された金色堂は極楽浄土の有様を表現するために当時の工芸技術が多く取り入れた建築物です。

三間四面という小さなお堂ですが、内部は漆工芸、金属工芸、仏教彫刻などの芸術品が凝縮されています。

特に内陣部分には海外からもたらされた夜光貝を使った螺鈿細工や象牙、宝石による装飾が見事です。

中心の阿弥陀如来は両脇に持国天、増長天、觀音勢至菩薩、地蔵菩薩(6体)を従えており、珍しい仏像構成になっています。

また、ここには藤原家四代(清衡、基衡、秀衡、泰衡)が今も安置されています。


3-2.本堂
本堂

中尊寺の中心的なお堂の一つが本堂。

ここは今でも法要や儀式などで使われていますが、現在の建物は明治42年に再建されたものです。

本尊の釈迦如来坐像は丈六仏という大きな仏様ですが、これは清衡が中尊寺を造営した際に「丈六皆金色の釈迦如来」を本尊に安置したことに倣ったためです。


3-3.讃衡蔵

この蔵は3000点ほどの奥州藤原氏の文化財を保管、展示しています。

奥州藤原氏の遺体の副葬品や平安時代の仏などが収蔵されているので、奥州藤原氏の当時の様子を伺い知ることができます。

宝物館の中でも見逃せないのが丈六仏(じょうろくぶつ)です。

丈六仏は3体あり、左から、薬師如来(もとは閼伽堂の本尊)、阿弥陀如来、薬師如来(もとは峯薬師堂の本尊)といいます。

丈六とは1尺(30.3cm)の16倍の大きさ、つまり、484.8cmですが、これらの丈六仏は座っているので大きさはその半分の約270cmほどです。

この3体の丈六仏は重要文化財になっているので時間をかけて3体を鑑賞するのもいいですね。


3-4.月見坂
月見坂

中尊寺の玄関口とも言える月見坂。

松尾芭蕉など多くの旅人が通ったと言われています。

この坂を登らないと標高130mほどに位置する中尊寺には行けません。

月見坂の両サイドには樹齢300年を超える老杉や杉の木があり、情緒ある雰囲気を演出しています。

この山道を進むと、途中に北上川や衣川、束稲山など奥州藤原氏と関わりのある自然を眺めるスポットがあるので、ここで当時の平泉の生活などを想像するのも良いでしょう。



4.アクセス

4-1.公共交通機関

公共交通機関を使う場合は平泉駅から平泉町巡回バス「るんるん」に乗車した後、「中尊寺」バス停で下車、徒歩約10分です。

一関駅からお越しの場合は10番乗り場で岩手県交通バスに乗車、「中尊寺」バス停で下車、徒歩約10分です。



4-2.車

中尊寺は世界遺産であり、岩手県の中心的な観光スポットですので、最寄りの国道4号線の数キロ手前から案内表示があります。

駐車場は第一駐車場、第二駐車場、坂の上駐車場の3箇所があります。

3つの中では坂の上駐車場が1番本堂に近いです。

ただし、坂の上駐車場は普通車しか駐車できませんので、バイクや大型車でお越しの方は第一、第二駐車場を利用しましょう。



5.中尊寺詳細情報

拝観時間:8:30-17:00(3月ー11月3日)、 8:30-16:30(11月4日ー2月)

休館日:年中無休

入館料:大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円

住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202

電話:0191-46-2211

公式ホームページ:http://www.chusonji.or.jp/


6.まとめ

中尊寺のまとめ

今回は世界遺産の一つ、中尊寺をご紹介しました。

中尊寺はどうしても金色堂のイメージが強いですが、讃衡蔵では当時の文化について知ることができ、また山道では幻想的な雰囲気を体感できます。

岩手観光をする際にはぜひ、中尊寺に足を運び奥州藤原氏の栄華に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

Lily

Lily女性 | 20代

フリーライター。1年間のイギリス留学を経験。帰国後、フリーランスとしての活動を始める。これまで、国内だけではなく、20カ国以上の国や都市を観光。

最終更新日:2019.12.11

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