こだわりのたびの達人が集うサイト「ツアーマスター」

ゲストさん、こんにちは

ログインはこちら

新規登録

ゲストさん ゲストさん

コラム

新型コロナウイルス (COVID-19)の影響で、施設によっては休館中または営業時間を変更している場合があります。

ご訪問の前には施設の公式サイトをご確認いただき、ご訪問時には十分お気をつけください。

中山道追分宿で歴史を辿る旅!

今でも江戸時代の宿場町の面影が残る「中山道追分宿」。今回は、かつて大いに栄えていたこの宿場町で、古き良き日本の歴史を感じながらの趣のある旅を紹介していきます!



目次
  1. 1.中山道追分宿とは?
  2. 2.かつての旅の分岐点「追分の分去れ」
  3. 3.「堀辰雄文学記念館」で昭和の文学史に触れる
  4. 4.追分の文化を学ぶ「追分宿郷土館」
  5. 5.「追分公園」で静寂に浸る
  6. 6.江戸時代を彷彿とさせるカフェ「一歩」
  7. 7.まとめ

1.中山道追分宿とは?

江戸時代に栄えた五街道の1つである中山道(なかせんどう)に設けられた、69を数える宿場の総称を中山道六十九次と言います。この中山道六十九次のうち、江戸から数えて20番目の宿場が追分宿(おいわけしゅく)で、位置は現在の長野県軽井沢町追分付近に当たります。


「追分」という名前は、北国街道との分岐点であったことに由来し、かつては宿場町として大いに栄えていました。特に「享保」の時代には旅館70軒ほど、茶屋も18軒以上あったと言われており、とても賑わっていたことがうかがえますね。追分宿は、全国に残る宿場町の中でもその当時の面影が比較的良く残っている町であり、現在も観光地として人気を博しています。


アクセス方法は、しなの鉄道の中軽井沢駅から町内循環バスで信濃追分駅を経由し、約20〜30分乗車後、「追分入口」の停留所で降りるのが一般的。それでは早速、歴史を辿りながら追分宿周辺を散策するモデルコースをみていきましょう!


中山道追分宿とは?


2.かつての旅の分岐点「追分の分去れ」

現在の国道18号線上にある「追分の分去れ」という史跡。ここはかつて旅人達にとって、中山道と北国街道の分岐点の道標として重要な役割を果たしていました。何百年もの間風雨にさらされた石仏や供養塔、常夜灯が今でも残っており、当時多くの人々がここを目印に歩いていたことを想像してみると、なんだか不思議な感じがしてくると同時に、長旅の苦労をここで見守り続けてきたのだなと感慨深い気持ちにさせられます。


北国街道方面へ少し歩くと、今度は生い茂った緑の中に「シャーロックホームズ像」が!なぜこんなところに?というと、翻訳家の方が追分でシャーロックホームズを全訳し、それにあやかり有志一同がホームズの登場100周年を記念して建てたとのこと。宿場町の歴史とは関係はありませんが、散策をしているとこんな面白い発見ができるのは旅の醍醐味とも言えますね。



3.「堀辰雄文学記念館」で昭和の文学史に触れる

「追分の分去れ」から東へ向かい、国道から一本中に入った路地、ここが追分宿が軒並み揃えていた追分通りです。この通りには、軽井沢の地をこよなく愛した昭和時代を代表する作家・堀辰雄の作品や遺品が収められた「堀辰雄文学記念館」があります。近年ジブリ映画として放映された「風立ちぬ」のモデルとなった小説を書いた人物としても知られ、若い人でもその名を耳にしたことがある人は多いはず。


館内には、原稿・書簡などが展示され、堀辰雄の生涯を知ることのできる展示室があったり、晩年の住居となった家屋が貯蔵されていたりと、今も彼の姿を残し見ることができます。静かな落ち着いた雰囲気のこの記念館で、ゆったりと昭和時代の文学の歴史に浸るのも良いですね。

文学の歴史を堪能した後は、記念館の周辺を散策してみましょう。建物の向かいにある旅館「油屋」は、堀辰雄をはじめ有名な作家や詩人が訪れた地として知られています。周囲の建物からも、当時の様子が想像できたりと、学べることが多いエリアですね。


「堀辰雄文学記念館」で昭和の文学史に触れる


4.追分の文化を学ぶ「追分宿郷土館」

さて、次に訪れるのは「追分宿郷土館」。ここには、追分宿と軽井沢町西地区の資料が集められており、江戸時代の旅館を模して造られたその外観は昔懐かしい雰囲気が漂い、とても味があります。宿場町であった当時の情景を感じられるように整備されているこの空間は、ぜひ訪れたいところ。茶屋であった「津軽屋」の一部が復元されたものや、追分地区の歴史が年代順に並べられた展示から、この地で育まれてきた歴史や伝統を学ぶことができます。また、軽井沢の伝統民謡「追分節」を聞けるコーナーもあり、地域の文化に触れられる貴重な体験ができるのは、郷土館ならではですね。


追分の文化を学ぶ「追分宿郷土館」


5.「追分公園」で静寂に浸る

少し休憩をしに立ち寄りたいのが「追分公園」。緑豊かな静寂に包まれた公園で、歴史を感じさせる雰囲気があります。園内には小川が流れており、さらさらとした清流の音がとても心地良く、一息つくのにぴったり。至る所に提灯の常夜灯があり、宿場町時代に毎晩明かりを灯して人々の行く先を見守っていた当時の様子が蘇ってきますね。

公園の奥には、室町時代の初期に建てられたと言われている、追分最古の木造建築である「浅間神社」があります。活火山である浅間山から近いからなのか、火の神が祀られています。とても古い建物で、何百年もの間ここに在り続けている追分の守り神的存在と言えるかもしれませんね。



6.江戸時代を彷彿とさせるカフェ「一歩」

ラストに紹介するのは、お洒落なカフェ&ベーカリー「一歩」。このお店は、追分宿の趣のある町並みや浅間山との調和を意識した外装及び内装となっており、周辺の小川やのどかな景色との相性もバッチリ!かつて同じ場所に存在していた茶屋の木材を再利用している室内の家具も味があって落ち着きます。静かな追分宿散策にぴったりのこの落ち着いた空間で、名物の天然酵母を使ったライ麦パンとコーヒーをいただきながら、至福のひとときを過ごせるでしょう。


江戸時代を彷彿とさせるカフェ「一歩」


7.まとめ

以上、中山道追分宿を巡る旅を紹介してきました。派手さはないものの、古き良き日本の文化や伝統をゆったりと見物できるこの地で、少しだけ宿場町時代にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。


中山道追分宿で歴史を辿る旅!のまとめ

こちらのコラムは、地元DEのんびり「#「長野県」のこんな場所を知っていますか」で紹介されています。

清水みちよ

清水みちよ女性 | 30代

日本での添乗員勤務を10年経て、現在はインドネシアのジャカルタで現地採用として生きる旅好きアラサー女子。国内47都道府県&海外40か国を旅した経験を持ちます。

最終更新日:2019.11.27

  • 観光名所・史跡
  • グルメ
  • 街歩き
  • 美術館・博物館

おすすめのコラム

pagetop