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コラム

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体もお腹も満たす旅。「増富温泉」から「おいしい学校」へ。

山梨県北杜市(旧須玉町)にある「増富温泉(旧増富ラジウム鉱泉)」と、明治大正昭和の校舎を復元した「三代校舎ふれあいの里」 の中にあるユニークな観光施設「おいしい学校」に行ってきました。増富温泉はもう何十回と通った大好きな温泉です。源泉掛け流しのぬる湯で、2時間ほど入って疲れを癒やしてきました。ラジウムが漂う空気も元気の源です。

増富温泉から30分ほどのところにある「三代校舎ふれあいの里」は、今は廃校になってしまいましたが、明治時代から続く津金学校(津金中学校)の校舎(復元)を利用した施設です。明治時代の校舎は資料館、大正時代の校舎(復元)は農協体験や手作り工房、そして昭和校舎(新築)はレストラン・農産物販売所・宿泊施設などがある「おいしい学校」として使用されています。増富からの帰りや、清里へ行く時によく利用しています。



目次
  1. 1.集落全体をラジウムが漂う国民温泉地、増富温泉
  2. 1-1.一度体験したらやみつきになるぬる湯「増富の湯」
  3. 1-2.25℃から37℃までの4段階の源泉風呂
  4. 1-3.健康増進のために最低30分の入浴がおすすめ
  5. 1-4.「増富温泉」周辺には巨木が多いのもラジウムのせい?
  1. 2.廃校を利用した観光施設「三代校舎ふれあいの里」
  2. 2-1.昭和校舎が絶品イタリアンの「おいしい学校」
  3. 2-2.明治時代の貴重な資料が残る明治校舎「津金学校」
  1. 3.ゆったり&ほっこり。中高年におすすめです

1.集落全体をラジウムが漂う国民温泉地、増富温泉

集落全体をラジウムが漂う国民温泉地、増富温泉

中央自動車道須玉ICから瑞牆山(みずがきやま)方面へ車で約30分、深い山間に増富温泉(ますとみおんせん)はあります。以前は増富ラジウム鉱泉といい、超微量ラジウムを含んだアルカリ性の温泉です。宿や日帰り温泉施設によって泉質名も一部異なっていますが、最も有名は宿、“不老閣”の源泉は“含放射能・二酸化炭素・ナトリウム・塩化物温泉”です。


ラジウム泉の医学効果は鎮痛効果、がん治療効果、再発防止効果、病気の進行抑制効果、老化防止などといわれており、病気療養に訪れる人も多くなっています。

温泉ばかりなく、集落全体の空気中にも微量なラジウムイオンが漂っていて、健康な人の細胞活性化にも有益な影響があると考えられています。


健常者にお勧めなのが、日帰り温泉施設「増富の湯」です。ここは病気療養のため訪れる人が少なく、増富温泉を気軽に楽しめると人気になっています。



1-1.一度体験したらやみつきになるぬる湯「増富の湯」
一度体験したらやみつきになるぬる湯「増富の湯」

増富温泉の一番手前にあるのが日帰り温泉施設「増富の湯」です。ひなびた温泉地にして都会のSPAランドのような大きな建物で、男女別の温泉に食事処、無料休憩室、マッサージルーム、特産物販売所などを備えています。

泉質は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(高張性中性低温泉)で、源泉温度は25~27℃くらい。自家源泉が2本あります。茶褐色をした濁り湯です。手を入れるとすぐ見えなくなるほど濁っています。

ところで、泉質をよく見ると放射能の文字がありません。ここの温泉はラジウムやランドンなどの放射性物質が含まれていないような感じですが、「増富の湯」の所長に聞いたところ「詳細な検査の結果、表示できる量は含まれていないけれど、放射性物質は検出された」とのことです。

表示上の効能は糖尿病、リウマチ、疲労回復、内臓疲労、更年期障害などですが、宿にある温泉とほぼ同等の効能があります。

風呂は男女別の大浴場だけで、露天風呂はありません。大浴場は温度や湯の種類などによって数カ所に分かれており、湯巡りを楽しめます。サウナもあります。



1-2.25℃から37℃までの4段階の源泉風呂
25℃から37℃までの4段階の源泉風呂

大浴場は男女別になっていて、日替わりで男女が入れ替わります。といっても、湯船の形状は少し違いますが、広さや内容は同じです。

源泉風呂は4カ所。25℃から30℃、35℃、37℃に調整されています。すべて源泉がけ流しです。25℃は源泉そのままの温度で、時期や日によって27℃くらいまでの間で変化するようです。そのほかの湯船は加温していますが、ボイラーで直接沸かすのではなく、熱交換方式で温めています。従って、源泉口から空気などに触れることなく、直接湯船に流れ出ています。

30℃以上の湯船は普通に入る風呂ですが、25℃は寝湯になっています。さすがに25℃は冷たいです。しかし、我慢して入っているとポカポカしてきます。30分以上入っている人もいますが、私は10分が限度です。


4つの源泉風呂のほか、39℃の真水を沸かした大きな風呂があります。このお湯は銀イオン殺菌されています。銀イオン殺菌は塩素殺菌と違って塩素を使用していないため、真水のままの風呂が楽しめます。また、25℃の源泉風呂の隣にも39℃の沸かし湯が備えられています。25℃で冷えた体にはとても気持ちいいお風呂です。

ほかにも、香り風呂(真水)やサウナがあります。



1-3.健康増進のために最低30分の入浴がおすすめ

ぬる湯のいいところは長湯をしてものぼせないところです。温泉の効能は、短時間お湯につかるだけでは、ほとんど効き目がありません。ゆっくり入って温泉が出すイオンを体内に吸収することによって効果あるといわれています。ここの温泉はほとんど体温より低いので、いくら長く入ってものぼせることはありません。「増富の湯」では最低30分は入るようにと指導されています。

私の場合、毎回25℃以外の源泉風呂に30分ずつ、計1時間30分、プラスで25℃(冷たすぎては入れないこともあります)を10分、沸かし湯を20分と約2時間入ります。この入り方は常連客にとっては当たり前のようで、間を置いて3時間以上入る人も多くいるようです。

「増富の湯」では専門医と共同で温泉を使った健康プログラムを実施しています。特にラジウム漂う周辺の森や里山散歩と組み合わせたプログラムは、人気になっています。


健康増進のために最低30分の入浴がおすすめ


「増富の湯」

山梨県北杜市須玉町比志6438

電話:0551- 20-7200

開館時間:0551-20-6500

入浴料金:中学生以上830円、4歳~小学生:510円

営業時間:4月1日~11月30日 11:00~18:30(最終受付)

     12月1日~3月31日 10:00~17:30(最終受付)

URL:https://www.masutominoyu.com/#cont73



1-4.「増富温泉」周辺には巨木が多いのもラジウムのせい?
「増富温泉」周辺には巨木が多いのもラジウムのせい?

増富(比志)地区には国や自治体の天然記念物指定を受けた古木や巨木がいっぱいあります。これもラジウムのおかげといわれています。

「増富の湯」の近くには「日影のトチノキ」があります。樹齢は300年以上といわれ、足場は悪いですが、近くまで行って木の精気を浴びることができます。県指定の天然記念物です。

また、同じ地区内には「比志神社の大杉」があります。神社のご神木で樹齢は500~600で、県の天然記念物です。

少し離れていますが、増富地区の隣江草地区には、国の天然記念物のケヤキが2本あります。「根小屋神社の大ケヤキ」と呼ばれ、神社の神楽殿を挟んで2本のケヤキが立っています。樹齢は1000年以上とされ、2本とも途中から幹は朽ちていますが、そこからまた枝を出すほどの生命力です。



2.廃校を利用した観光施設「三代校舎ふれあいの里」

廃校を利用した観光施設「三代校舎ふれあいの里」

「三代校舎ふれあいの里」は、目の前に八ヶ岳が広がる、りんご園に囲まれた田園地帯にあります。ちょっと分かりにくいところにあり、車だとカーナビに「おいしい学校」と入れると案内してくれます。

都会では考えられないような広い校庭の中に明治校舎、大正校舎、昭和校舎が並んで立っています。昭和校舎は「おいしい学校」とユニークな名前の施設になっています。



「三代校舎ふれあいの里」

アクセス

鉄道:JR中央本線韮崎駅から路線バスで増富温泉郷行き須玉町百観音下車、北杜市民バス乗り換え津金御所公民館下車・徒歩約5分

または、JR小海線清里駅より車で約20分

車:中央自動車道須玉ICまたは長坂ICより約15分

URL:https://www.hokuto-kanko.jp/guide/%E4%B8%89%E4%BB%A3%E6%A0%A1%E8%88%8E%E3%81%B5%E3%82%8C%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%AE%E9%87%8C



2-1.昭和校舎が絶品イタリアンの「おいしい学校」
昭和校舎が絶品イタリアンの「おいしい学校」

「おいしい学校」その名の通り、おいしいものがいっぱいの施設です。

もともとは“津金中学校”で昭和28年に開校しています。今の建物は平成11年に建て替えられたものです。

人気は「おいしい学校の給食」です。昔ながらのアルマイト製の食器で“カレー定食”などが食べられます。使っているテーブルと椅子はもちろん木製、昭和時代に学童が使っていたものです。

本格的に食事という方はイタリアンと和食のレストランへ。イタリアンレストラン“ぼのボーノ”は、須玉の食材を活かした本格的イタリアンです。和食処“和食 古宮(ふるみや)”では本格的懐石コースがいただけます。

ほかにおいしい手作りパン工房や地元食材の特産物販売所があります。


「おいしい学校」には宿泊もできます。ベッドルームと和室があります。また宿泊棟には温浴施設“香りの湯”が併設されていて、香り豊かなハーブ湯が楽しめます。“香りの湯”は温泉ではありませんが、日帰りでの利用も可能です。


昭和校舎が絶品イタリアンの「おいしい学校」2


「おいしい学校」

山梨県北杜市須玉町下津金3058

電話:0551-20-7300

URL:http://www.oec-net.ne.jp/


イタリアンレストラン「ぼのボーノ」

ランチ:11:30~14:30(ラストオーダー)

ディナー:17:30~20:00(ラストオーダー)

定休日:水曜日


和食「古宮」

営業時間:11:30~14:30/17:30~20:00

※完全予約制

定休日:水曜日


「おいしい学校給食」

営業時間:11:30~14:30/17:30~20:00

※夜給食は予約のみ

定休日:水曜日


「教室パンカフェ」

営業時間:10:00~11:30/14:30~20:00

定休日:水曜日


「おいしい焼きたて パン工房」

「特産品売場」

営業時間:10:00~20:00

定休日:水曜日


「香りの湯」

営業時間:平日:10:00~20:00、土日祝:13:00~21:00

定休日:水曜日

料金:大人500円、子ども:200円


「宿泊棟」

宿泊料金:11,300円~(1泊2日2食付き2名で宿泊した場合の1名分の宿泊料)

定休日:3月~11月 水曜日

    12月~2月 火曜日、水曜日



2-2.明治時代の貴重な資料が残る明治校舎「津金学校」
明治時代の貴重な資料が残る明治校舎「津金学校」

「津金学校(つがねがっこう)」(旧北杜市須玉歴史資料館)は明治8年に建てられた小学校校舎で、洋風な建物は当時として画期的なものでした。現在の建物は解体して、昔のままに復元したものです。

内部は資料館として公開されています。人体模型や地球儀、オルガンなど明治期から昭和期の小学校ならでは資料が展示されています。

1階はカフェになっています。建物は県指定の文化財です。



「津金学校」

山梨県北杜市須玉町下津金2963

電話:0551-20-7100

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日:水曜日、年末年始

入館料:一般200円、小中学生100円

URL:http://tsugane.jp/



2-3.農業体験、手作り工房になった「大正館」
農業体験、手作り工房になった「大正館」

「三代校舎ふれあいの里」の真ん中にある木造校舎が「大正館」です。大正時代に建てられた校舎は津金小学校として廃校になる昭和60年まで使用されていました。古い建物は老朽化が激しく、平成10年に古い姿を残したまま建て替えられ、農業体験施設として再生しました。

館内ではほうとう打ちやソバ打ちなどの手作り体験ができます。また、田植えや稲刈りなどの農業体験の本部として使われています。



大正館(須玉町農業体験農園施設)

山梨県北杜市須玉町下津金2961-3

電話:0551- 20-7200

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

URL:http://www.taishoukan.jp/modules/pico/index.php?content_id=1



3.ゆったり&ほっこり。中高年におすすめです

「増富温泉」や「おいしい学校」は清里や白州など周辺の観光地に比べ、あまり知られていません。それだけにゴールデンウィークや夏休みなどのお出かけシーズンでも、あまり混雑しません。しかし、一度訪れると病みつきになる魅力を持っています。また、各施設がどんどん進化して、楽しさがアップしています。是非旅の予定に加えてみてください。

のりじゅん

のりじゅん男性 | 60代

フリーライター。旅行好きがこうじて、40歳を過ぎてから旅行雑誌の編集者になり、全国を走り回っていました。

最終更新日:2020.03.23

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