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コラム

増田の内蔵を観光!駐車場&アクセスから見学の見どころまでリポート

 

秋田県の内陸南部にある横手市増田町。雪深い地域の増田町には、特徴的な内蔵を持つ趣き深い町並みが広がっています。JRの大人旅のCMで、吉永小百合さんが訪れたことでも話題になりました。屋内に蔵がある様が見たくて観光に行ったら、施された工夫や細工の数々に想像以上に感動!増田の歴史を今に伝える内蔵の、観光のポイントをご紹介します。

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

1.増田の内蔵を巡る旅へ

増田の内蔵の映像を見れば、「あぁ!あのCMの!」となる人も多いはず。増田町は、秋田を代表する一級河川「雄物川」の支流、皆瀬川と成瀬川の合流地点にあります。川沿いにあって、古くから物流の拠点となっていました。増田町の「中七日町通り」は現在商店街となっており、伝統的な建造物が数多く残っています。穏やかでどこか幻想的な町並み!内蔵とはどういうものなのでしょうか。

 

 

1-1.増田町と内蔵の歴史

 

増田町は江戸時代から物流の拠点として栄えました。今残っている伝統的な建造物は明治以降のものがほとんどです。豪雪地帯では、蔵への出入りのために毎回外へ出るのは大変。母屋の後ろに建つ土蔵が、母屋から続く屋根と壁にすっぽり収納され、雨風にあたらずに蔵へ行くことができます。江戸時代には収納のためだった土蔵ですが、明治時代には板間と座敷を備えた座敷蔵へと進化しました。靴を脱いで入る内蔵は、一般的な蔵の概念を打ち砕きますよ。

当時の増田町の繁栄を今に伝える内蔵は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

 

 

1-2.増田の内蔵の特徴

 

増田の内蔵の最大の特徴は、ほとんどが座敷蔵であることです。家にはまず「トオリ」と呼ばれる縦に伸びる通り土間があり、前方が店舗や座敷になっています。間に水間があり、後方に蔵があります。屋根は一続きですが、梁の骨組みは場所によって変わるので、注意して見てみてくださいね。

母屋にある座敷は、お客様が来た時などに多く使われたスペース。家族だけで寛ぐのは蔵の座敷間でした。決して簡易の蔵などではなく、入り口も非常に重厚な土蔵。夏は涼しく、冬は温かく過ごすことができます。二階があって階段で行き来でき、二階にはタンスや食器など昔からの主の持ち物が今も納められています。

 

 

2.増田の内蔵を見学しよう

増田の内蔵は、母屋で今も生活を営んでいる世帯が多くあります。そんな家も含めて、見学を許可している蔵が豊富です。見学は16時頃までの家がほとんどです。今も生活をしているわけですから、夕方からは家族が帰ってきて賑やかになるので、その前に見学は終わり。そんな、あくまでも生活の一部として蔵があるというスタンスが、なんだか愛おしく懐かしく感じます。16時まで見学対応の蔵が多い中、旧石平金物店の増田観光物産センター「蔵の駅」は17時まで見学OK。今回は、「蔵の駅」にある内蔵を見学してみて、「ここは必見!」と思ったポイントを紹介します。

 

 

2-1.見どころ①家の中に井戸?蔵の前も面白い!

 

まず店へ入ると、店舗だった場所は観光のパンフレットや物産が置かれています。その奥がいよいよ昔ながらの蔵のある家!

入ってすぐの座敷に一つ目の見どころがあります。壁の背の高さほどのあたりに、一畳ほどのスペースが設けられています。でもどこからも行けない。扉も階段もなく、「誰のため?」と思っていたら、そこは神棚でした。初めて見たその造りは、神棚というより神様の部屋でした。

昔ながらの生活の品々を見ながら足を進めると、広い空間に出ます。そこは水間。キッチンがありました。昔の竈の跡も見られますよ。そこにあるのが、井戸。増田の内蔵の特徴で、井戸が屋内にあるんです。そこから水を汲み上げてはいないけれど、井戸は現役ですよ。

 

 

2-2.見どころ②蔵の入り口は誇り

 

そして、いよいよ蔵です。水間の向こうに蔵があり、重厚な蔵の入り口を見ることができます。この蔵の扉も見どころの一つ。幾重にも板を重ねたような扉は、その重なりの枚数が家の規模を示しているんだそうです。さらに格子が取り付けられており、装飾が施されています。花の形や生き物の形をしたその装飾は、家によって全部違います。その家ごとに考えたオリジナルの装飾は、いろいろな蔵を見学してチェックしてみてくださいね。

見た目にも重い蔵の扉は、普段は開閉をしません。内側にもう一つ扉がついていて、荷物の出し入れには全体を開き、人の出入りには腰をかがめて通るサイズの扉を開きます。板間は美しく磨かれ、歴史の深みを感じさせます。

 

 

2-3.見どころ③ギミックを知るならガイド必須

 

母屋と蔵には、まだまだ見どころがいっぱいです。でも、一人で見ていたら造りがどうなっているかや、どんな細工がしてあるかは、全く気づけなかったと思います。見学するならガイドをお願いするのがおすすめ!所要時間は30分から1時間程度で、家々のこだわりを教えてもらうことができます。

例えば、座敷を区切る引き戸には風通しを良くするおしゃれなギミックが。蔵の階段には扉を閉めて一階と二階を区切るギミックが。ガイドさんに教えてもらわないと気付けなった仕掛けがたくさんありました。それらの仕掛けに感動しながら蔵の中を巡るのが、とても面白い!ぜひガイドさんの話を聞きながら観光してくださいね。

 

 

3.増田の古民家カフェは絶対寄りたい!

 

増田町には、蔵や古民家を活用したカフェがいくつかあります。ほっと一息付ける増田の古民家カフェは居心地抜群。ランチもできるから、カフェで食事もいいですね。おすすめのカフェを3店紹介します。

 

 

3-1.蔵カフェ真山

「蔵カフェ真山」は、大きな窓から増田の街並みを眺めながら休める癒しスポット。横手の食材をふんだんに使ったランチがおすすめです。一つ一つ違うコーヒーカップがかわいい。スイーツメニューが豊富なので、ティータイムに寄るのもいいですね。15時までの営業で臨時休業になるときもあるので、行く前にFacebook等をチェックしてください。

 

 

3-2.しょく でんぷの里

 

18時過ぎまでライトがついていた「しょく でんぷの里」は、古民家にアンティークの家具が調和した温かい雰囲気のお店です。ランチやスイーツのほかに、テイクアウトのお菓子もたくさんあります。営業時間を聞くと、「お客さんがいなくなるまでやってます」と教えてくれました。

 

 

3-3.かふぇ花野

「かふぇ花野」は、レトロな雰囲気がたまらない隠れ家古民家カフェです。蔵の通りから一本裏にあるから静かで穏やか。ふわふわのシフォンケーキが200円など、贅沢なスイーツメニューがリーズナブルにいただけます。金・土曜日は20時まで営業しているのも嬉しい♪緑がいっぱいのお庭を眺める席がおすすめですよ。

 

 

4.増田の内蔵へのアクセスと駐車場

 

横手市増田町は秋田県の中でも内陸にあり、雪深い地域です。秋田市からは1時間半ほどの場所にあります。アクセスと駐車場を解説します。

 

 

4-1.増田の内蔵へのアクセス

増田町は横手市の南東部にあり、電車は通っていません。電車で行く場合は、隣町の十文字駅を利用します。

 

 

東京方面から新幹線・電車でのアクセス:

秋田新幹線で大曲駅へ(東京から約3時間)

大曲駅から奥羽本線湯沢行きで十文字駅へ(約30分)

十文字駅からバスで増田蔵の駅へ(約8分)

 

東京方面から飛行機でのアクセス:

羽田空港から秋田空港へ(約1時間)

秋田空港からバスで秋田駅へ(約40分)

秋田駅から奥羽本線湯沢行きor院内行きで十文字駅へ(約1時間半)

※秋田駅から新幹線で大曲駅へ行き乗り換えした場合は約1時間

 

東京方面から車でのアクセス:

東北自動車道を北上し、岩手の北上ICで秋田自動車道へ

秋田の横手ICで湯沢横手道路湯沢方面へ

十文字ICで降り、国道13号線を介して国道342号線か県道108号線へ 

十文字ICから約25分、東京から約7時間

 

 

4-2.増田の内蔵の駐車場

増田の内蔵の周辺には、駐車場がいくつか点在していますが、一つ一つの蔵に駐車場があるわけではないので事前のチェックが必要です。

 

 

・増田の町並み案内所「ほたる」

蔵があって見学でき、保存地区の端にあるので観光の始点にも適している案内所。20台ほど駐車できる無料駐車場がある。向かいには「蔵カフェ真山」がある。

 

・増田の町並み第一駐車場

国道342号線と県道108号線の交差点にある広い駐車場。「ほたる」まで歩いてすぐ。大型車も駐車できる。

 

・町営七日町駐車場

中七日町商店街の中ほど、北都銀行の裏手にある大型駐車場。先に紹介した「蔵の駅」や買い物スポットに近い。

 

 

まとめ:増田の内蔵観光で風流な時を

 

増田の内蔵が中七日町商店街は、街灯が少なく日が落ちれば暗くなります。観光地化しすぎず、町の生きるリズムそのままに存在する内蔵が、とても尊いものに感じました。町並みの中には昔ながらの水路が残り、風流な景観を作り出しています。そこで生きた人々の優しい案内に耳を傾けながら、ゆっくりと巡るのにぴったり。今まで知らなかった内蔵の楽しい秘密に触れに、増田の内蔵を訪れてみてください。

飯島かさほ

飯島かさほ女性 | 30代

旅とグルメをこよなく愛する旅ライター飯島です!ときには愛車を飛ばし、ときには飛行機や電車を乗り継ぎ、各地を旅しています。旅の終わりに温泉に浸かるのが最高の癒し♪

最終更新日:2020.02.19

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