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コラム

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後世に残す文化【綾国際クラフトの城】【綾城】を覗く

 

宮崎県にある「東諸県郡綾町」は、緑あふれる自然と、後世へ繋げようとする文化が、優しく折り重なった町になります。泊まりでも、日帰りでも「綾町」を極める旅は、きっと訪れた人を、楽しませてくれるに違いありません。今回は、その文化を中心に【綾国際クラフトの城】と【綾城】を巡っていきます。

 

【目次】

 

 

1 【綾国際クラフトの城】を巡る

 

「綾町の役場」から、ゆっくりと遊歩道をのぼり、到着したのが【綾国際クラフトの城】になります。この距離、車ではわずか5分ではありますが、我々は運動がてらにと、約15分をかけ、坂の感触を味わうことに。平日は行き交う車も少ないためか、とても安全に歩くことが出来ます。

 

途中通過した「綾小学校」からは、元気な子供たちの声が聞こえ、木々からは、鳥のさえずりが。心身共に、とても爽やかな気持ちにさせてくれています。見学後は、ただただ下るだけの道なので、天気の良い日は、断然徒歩でのアクセスが、おすすめです。

 

 

2 綾陽校記念館で発見する

 

先程通過した「綾小学校」と縁深いこちら「綾陽校記念館」は、昔使用されていた農耕機具や、日本独特の懐かしい日常生活品が展示されており、口コミでも、なかなか人気の様です。今ではこのタイプの赤いポストも珍しくなりましたよね。

 

ここでは、靴を脱いでスリッパに履き替えるスタイルです。さあ、上がらせていただきましょう。

 

 

「おっ!!」

 

1歩目から、素のリアルな声が出てしまいました。

早々に見える長い廊下の歩き心地は、大きな「ミシミシ感」があり、何かのアトラクションに乗っている様な感覚となります。それもそのはず。こちらの建物は、明治21年に建築された「綾小学校」を移転したものだそうです。大変歴史ある建物だった様ですね。

 

天井を見上げると、しっかりとした梁を確認することも可能で、梁好きの私としては、1番印象深いアングルがそこにあり、安心感さえ覚えてきました。

 

また、生活文化を証明するものとして「なまりがらす」の体験が出来ます。手作業の時代だからこその、味が見える歪み。自分の知らない時代と触れ合える大変貴重な建物が「綾陽校記念館」なのです。

 

 

3 工芸館でお土産を

 

手づくりのお土産を調達したい方には、こちら「工芸館」がベストです。織物や木工品、陶器など、若手からベテランまでがつくる、オリジナル性溢れたお土産が、多数用意されています。シンプルな器や、他にない色合い。ご縁を感じられる様な作品を、ジックリ探されてみては、いかがでしょうか?

 

 

4 手づくり工芸体験館で向き合う

 

陶芸や織物など、地元ならではの教室を開催している場所がこちら「手づくり工芸体験館」になります。直に専門の先生から教えていただけるとなると、一層やる気に繋がっていきますよね。作り手の気持ちが少しでもわかると、楽しさも倍増するという、素敵な比例具合。日程や料金などに関しては、変動がありますので、興味のある方は、1度問合せをお願いします。

 

「陶芸体験」

定員:30名

時間:10時から17時

 

湯呑:30分:1,200円

コーヒーカップ:30分:1,700円

徳利・一輪挿し:40分:2,300円

絵付(湯のみ):30分1,200円

手形:30分1,700円

 

「織物体験」

定員:2名から3名

時間:10時から17時

 

ミニセンター:30分:1,100円

シルクマフラー:1日(要予約):9,000円

シルクストール:1日(要予約):19,000円

※その他、ご相談くださいとのこと。

 

さて、次はいよいよ【綾城】の見学となります。手づくり工芸体験館の直ぐ近くにあるので、見落とさない様に注意してくださいね。

 

 

5 【綾城】を巡る

 

こちらが【綾城】、別名「竜尾城」になります。

 

始まりは、元弘年間(1331~34)と言われており、伊東四十八城の1つとして存在しました。築城者は、細川小四郎義門。時代は、伊東氏の滅亡、島津氏の支城と変化していき、ついに1615年、江戸幕府による一国一城制度により廃城となります。

 

今【綾城】があるのは、再構築の夢を叶えるために、日本城郭協会に考察を依頼したためであり、昭和60年、日本初の戦国初期城楼建造物として実現しました。地上からの高さは19メートル。木造2層建、物見やぐら付です。

 

特徴は、綾産の木材をふんだんに使用した地域密着型の城であるということと、城内は、歴史資料館として使用されていることです。

 

綾町に関する人形や土器、立体模型などが豊富で、自由な見学が可能。後に出てくる「田中国廣」に関するスペースもあり、貴重な刀の展示もされています。甲冑を間近で見ることが出来たことも良い経験となりましたよ。

 

 
さて、上へと進んでいくためには、写真の通り、急勾配を渡るのが必須事項となります。手すりもツルツルのため、ゆっくりと静かに歩を進めていきましょう。
 
 

さあ、ついに、てっぺんに到着です。見渡す限りの自然。綾町の、のどかな風景が伺えます。こうした景色を持続させるためにも、人々が積み上げてきた文化を、後世に伝えていくことは確かに大切ですね。

 

地域密着型のこちらの城に使用されている用材は、柱にツガ、入り口にケヤキ、階段にサクラ、物見やぐらにユス、他にもヒノキやスギが用いられているそうです。「いかに効率よく文化を育むか」素敵な課題であると思います。

 

【綾国際クラフトの城】・【綾城】※所在地及び入場料は共通となります

 

所在地:〒880-1302 宮崎県東諸県郡綾町大字北俣1012

TEL:0985-77-1223

営業時間:9時から17時(4月から9月は17時30分まで)

休業日:基本的には無休・要問合せ

入場料:大人350円・高校生300円・小・中学生250円 ※体験教室は別途要問合せ

駐車場:無料

 

 

6 まとめ

 

さて、今回は【綾国際クラフトの城】・【綾城】を巡りましたが、皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?

 

追記となりますが、「綾町」を代表する刀工「田中国廣」のことも話しておきましょう。生誕の地が古屋である国廣は、「日州古屋住国廣作(1586年)」として注目を浴び、国の重要文化財の指定及び、県立博物館に所蔵された経験を持つ、日本一の刀鍛冶です。これまでの動線の中でも、作業する様子をモチーフにしたブロンズ像や、刀の展示を見学することができ、私としても大変興味深いものとなりました。受け継がれていこうとする様々な文化に対し、初見でも、馴染みやすい環境をつくってくれている「綾町」は、本当に大きな魅力のかたまりに思えます。近々またこの町を特集してみたくなりました。

もちこ

もちこ女性 | 30代

中四国・近畿圏内での転勤が多いアラフォー主婦です。平日に訪れる夫婦2人の休日に重きを置きつつ、わかりやすく共感して頂きやすい名所巡りの良さをお伝えしていきます。

最終更新日:2020.05.19

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