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コラム

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蟹場温泉の露天風呂は癒しのパワー炸裂。乳頭温泉郷の最奥宿へ日帰り入浴!

蟹場温泉の露天風呂は癒しのパワー炸裂 乳頭温泉郷の最奥宿へ日帰り入浴!

秋田県の有名な温泉と言えば、仙北市田沢湖にある乳頭温泉郷です。山あいの道沿いに点々と立ち並ぶ温泉宿。全部で7つあり、それぞれが日帰り入浴も行っています。そんな乳頭温泉郷の一番奥にあるのが、蟹場温泉です。長い回廊を渡って入浴する内湯と、一旦外に出て約50mほど行った場所にある露天風呂が魅力。そこは世界の喧騒を全て忘れた、山の中のオアシスでした。蟹場温泉へのアクセスや、魅力のお風呂を紹介します。

1. 乳頭温泉郷の宿・蟹場温泉

乳頭温泉郷の宿・蟹場温泉

蟹場温泉が、あたりにサワガニが多くいたことからその名がついたそうです。宿の入口では、大きな蟹の置物がお出迎え。山奥というまさに秘湯の位置づけながらも、家の近くの温泉に来たかのようなアットホームな雰囲気に、ほっこりする宿です。

1-1. 蟹場温泉の歴史とお湯

蟹場温泉の開湯は、江戸時代の後期とされています。秋田は米どころとして有名ですが、農業は春から秋にかけての活動がほとんどで、秋の収穫期を過ぎると農閑期に入ります。農作業の仕事の手があいた地元の人々が、ゆっくりと疲れを癒やす湯治場として愛され続けてきました。
1967年に乳頭温泉郷が国民保養温泉地に指定され、さらにメディアで乳白色の乳頭温泉郷が紹介されたことで人気に火がつきました。
さて、乳頭温泉郷と言えば、「鶴の湯」に代表される乳白色の温泉が有名ですが、蟹場温泉のお湯は無色透明です。湯の花がゆらりゆらりと揺れているのが見えますよ。硫黄の匂いもほとんどしません。少し熱めのお湯で、露天風呂は外の空気とあいまってちょうど過ごしやすい温度です。

1-2. 蟹場温泉のアクセスと駐車場
蟹場温泉のアクセスと駐車場

蟹場温泉は乳頭温泉郷が並ぶエリアの一番奥ですが、アクセスはそれほど難しくありませんよ。特に乳頭温泉郷に入るまでに案内板が多くありますので、そのルートに入ってしまえば迷わず行けるでしょう。

<車でアクセスする場合>
蟹場温泉の山の向こうは、もう岩手県。高速道路を利用する場合は、秋田自動車道に入るよりも東北自動車道の盛岡ICで一般道へ降りたほうが近いです。国道46号線を秋田方面へ。山越えの道になります。田沢湖に入り、国道341号線へ。乳頭温泉郷へのルートであると同時に、田沢湖スキー場や田沢湖高原温泉郷へのルートでもあるので、案内が豊富でわかりやすいです。県道127号線を経由して向かう県道194号線が、乳頭温泉郷が並ぶ道。後はまっすぐ行くだけです。盛岡ICからは約1時間ですが、冬場は倍近くかかることもあるので注意しましょう。

<電車でアクセスする場合>
最寄り駅は、秋田新幹線が停まる田沢湖駅。駅からは路線バスで向かいます。乳頭温泉郷内の宿を結ぶシャトルバスの運行はあるのですが、田沢湖駅と乳頭温泉郷を結ぶ専用バスはありません。ただ、「乳頭線」という温泉へ向かうための路線バスになっていますから利用しやすいです。バスはだいたい1時間に1本で、約50分で乳頭温泉に到着します。

2. 蟹場温泉の露天風呂は本気で山の中

蟹場温泉は、高い木々に囲まれ森林浴をしながら温泉に浸かる露天風呂が最大の魅力です。その露天風呂は、なんと混浴。抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、蟹場温泉の露天風呂は一度入るとやみつきになりますよ。

2-1. 露天風呂へは約50m
露天風呂へは約50m

蟹場温泉は、入口で履物を脱ぎスリッパになりますが、露天風呂へ行くには裏口から再度外へ出るため、靴を持って館内を移動します。ドアをあけるとそこは、山。露天風呂の姿は全く見えません。筆者が訪れたのは冬だったので、あるのは一面真っ白の雪景色と真ん中に作られた雪の道。露天風呂までは約50m、少し下りながら進みます。雪道と、薄暗くなる時間は歩きにくい場合もありますので、注意してくださいね。

2-2. 開放的な混浴露天風呂
開放的な混浴露天風呂

最後の下り坂のおり口に立った時、初めて露天風呂が見えます。入浴している人が見えないように木の柵がありました。そして、露天風呂の横には大きな脱衣所。男女別の脱衣所で、中にはロッカーもありますよ。板塀に囲われのれんもかかっていますが、場所によっては脱衣所の中が見えそうなので、女性は奥の方まで入って脱ぎ着するのがおすすめ。
いよいよ入浴です。田沢湖の澄んだ空気の中、心も体も開放的になって浸かる温泉は、言葉では言い表せないほどの幸福感。雪がちらちらと舞い、「来てよかった」と心から思う情景とお湯でした。蟹場温泉と記された大きな提灯が、一層味わい深い風情を作り出しています。広い岩風呂で、源泉に近いほど熱いので場所によって湯温が違うので、移動しながらずっと浸かっていたくなるお湯です。
若葉の頃は緑が萌える木々を、紅葉の季節は赤や黄に色づいた木々を満喫。ただ、夏の季節はアブが出ることもあるので少し警戒を!

2-3. 館内に女性専用露天風呂もあり

蟹場温泉の露天風呂を味わいたい、だけどやっぱり混浴のお風呂は入れない!という女性もいるかと思います。筆者が訪れた時は、混浴露天風呂に向かう時と帰る時にほかの男性客に会いましたが、入浴する時は運良くほかのお客様がいませんでした。乳頭温泉郷の中でも穴場的な存在なので空いていることが多いですが、いつも貸切とは限りません。男性客の存在を気にすることなく入浴したい方のために、館内に女性専用の露天風呂がありますよ。木造りのこじんまりとしたお風呂、森の中の深呼吸を楽しみながらゆっくり浸かりましょう。

3. 蟹場温泉は内湯も風情たっぷり

蟹場温泉は内湯も風情たっぷり

蟹場温泉は、内湯や宿も魅力がたくさん詰まっています。長い回廊を渡って向かいますが、その板やライトから歴史を感じ、ノスタルジックな気分に。離れた露天風呂と内湯は移動の手間が少しかかってはしまいますが、ぜひ両方とも楽しんでくださいね。

3-1. 回廊を歩いて内湯へ

内湯は男女とも2つずつあります。石風呂と木風呂で、特に木風呂の雰囲気が人気です。湯船だけでなく壁や天井も一面木造りのお風呂で、大きな窓からは美しい山の景色が見えます。湯けむりが満ち、まるで朝もやのように見えて心地よく感じられました。
露天風呂は雪見の季節が風情満点でおすすめですが、内湯は春や夏がおすすめ。大きな窓から差し込んだ光がきらきらと舞い、温泉の水面には緑の木々が映って、とてもフォトジェニックな世界。もちろん歴史ある温泉宿ですから年季の入ったお風呂ではあるのですが、それが一段と蟹場温泉でしか味わえない情緒を醸成しています。木風呂は少し熱めのお湯、時折あがって休みながらのんびり入浴してくださいね。

3-2. 昔ながらの温泉ステイ

蟹場温泉をより満喫するなら、宿泊プランの利用がおすすめ。本館と別館があり、本館はリニューアルされ和モダンな雰囲気を、別館では昔ながらの温泉の雰囲気を楽しめます。
さらに、夜間は混浴露天風呂が1時間女性専用になります。名物露天風呂に入浴したいけど混浴はちょっと・・・という人には嬉しいポイントですよね。反対に、通常は女性専用の露天風呂が同時間帯に男性用に入れ替えになります。つまり、男性が蟹場温泉の全ての温泉を制覇するなら宿泊がマストですよ。

3-3. 湯めぐり帖片手に乳頭温泉郷を堪能

時間がある人は、ぜひ乳頭温泉郷のほかの宿の温泉も一緒に楽しみましょう。乳頭温泉郷では、7つの全ての温泉に入浴できるチケット「湯めぐり帖」を販売しています。ほとんどの宿が日帰り入浴料金500~600円(蟹場温泉は600円)で、湯めぐり帖は1800円なので、3~4箇所以上入浴するなら断然お得なんです。
さらに、アクセスでも紹介しましたが乳頭温泉郷内の各宿を結ぶシャトルバス「湯めぐり号」が運行しているので、移動も楽ちん。路線が2つあるのですが、どちらも蟹場温泉が折り返し地点になっており、乳頭温泉郷の湯めぐり拠点に適しているんですよ。
湯めぐり帖は各宿のフロントで購入できるので、ぜひ試してみてください。

4. 蟹場温泉の露天風呂は一度は体験したい名湯!

蟹場温泉の露天風呂は一度は体験したい名湯!

混浴の温泉は、入るまでとても勇気がいります。女性だと特にですし、考えられない人もいるでしょう。しかし、蟹場温泉の露天風呂は、ぜひとも勇気を振り絞って入浴して欲しい名湯です。冬場の平日なら貸切状態になる確率も高いですから、ぜひタイミングを狙って訪問してみてください。大自然に包まれて浸かる温泉は、体を温めるだけでなく、日々の憂いを取り去る不思議なパワーすら感じます。蟹場温泉の幻想的な露天風呂を心ゆくまで満喫しに出かけましょう。

飯島かさほ

飯島かさほ女性 | 30代

旅とグルメをこよなく愛する旅ライター飯島です!ときには愛車を飛ばし、ときには飛行機や電車を乗り継ぎ、各地を旅しています。旅の終わりに温泉に浸かるのが最高の癒し♪

最終更新日:2020.06.29

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